学長メッセージ
学長挨拶
長野保健医療大学では、他者に共感し自己研鑽に励むことにより、人を慈しむ心を育てます。さらに、医療の専門職として必要かつ十分な知識と技能を習得し、生涯にわたり修練と研鑽を重ねることを教育理念としています。本学は、2001 年に開校した長野医療技術専門学校を礎に、2015 年に保健科学部、2019 年に看護学部、2021年に大学院を開設し、理学療法士、作業療法士、看護師、保健師を育て、色々な立場から医療を担う人材を地域に送り出しています。しかし、看護や介護を担う人材はまだまだ不足しています。この背景には、高齢化に伴い看護や介護のニーズが増加していることや、少子化に伴い医療を担う若年人口が減少していることがあります。これからの少子高齢化社会をより安定的に発展させるためには医療で活躍する人材の確保は不可欠であり、皆さんの積極的な参画が期待されています。本学では、多職種が共同で活動し、各々が医療のプロフェッショナルとして社会に貢献することができる人材を育てることを目指しています。医療の現場の協力体制により、高度かつ効率的で安全な医療が提供されると考えるからです。そのためには幅広い知識や技能の習得が必要です。そこで、自分の領域だけではなく、関連する他領域も学習し理解できるようにカリキュラムを工夫しています。多職種共同での授業は幅広い知識や技能の習得を通して皆さんの財産になると信じています。
志を同じくする若者が集い、学び、人生を語り合い、地域社会と接し、成長する医療専門職の育成に教職員は全力を尽くします。長野保健医療大学は医療のプロフェッショナルを目指す若者を待っています。
長野保健医療大学
学長 田中 榮司