学校法人四徳学園 長野保健医療大学

保健科学部FACULTY OF HEALTH SCIENCE

理学療法学専攻 カリキュラム

4年間のカリキュラム

科目大区分 小区分 1年
建学の精神・社会人としてのマナーとスキル・スタディースキル・幅広い教養・基礎医学
前期 後期
教養科目 導入科目 大学基礎セミナー
アカデミックリテラシー
自然科学の基礎
情報リテラシー
理学療法基礎セミナー
人文科学 心理学
倫理学
文化人類学
異文化理解
信州学
社会科学 社会福祉学
社会学
教育学
自然科学 物理学
統計学
生物学
体育学 体育実技
体育学
外国語 英語Ⅰ 英語Ⅱ
ハングル
中国語
スペイン語
専門基礎科目 基礎医学 解剖学Ⅰ(総合)
解剖学演習Ⅰ(骨格系)
生理学Ⅰ
解剖学Ⅱ(総合)
解剖学実習(人体解剖観察)
解剖学演習Ⅱ(筋・神経系)
生理学Ⅱ
理学療法基礎運動学Ⅰ
人間発達学
臨床医学
保健医療福祉と
リハビリテーションの理念
障害科学Ⅰ
専門科目 基礎理学療法学 理学療法概論Ⅰ(導入論)
理学療法
倫理・管理
理学療法評価学 理学療法評価学総論
理学療法評価学Ⅰ(関節機能系検査)
理学療法治療学
地域理学療法学
理学療法
臨床実習
臨床見学実習
IPE関連科目 ヒューマンケア論
科目大区分 小区分 2年
医療人としての心構え(知識)・臨床医学・リハビリテーション実践の基礎的知識と技術
前期 後期
教養科目 導入科目
人文科学
社会科学 日本国憲法・法学
自然科学 生化学
体育学
外国語 医学英語Ⅰ 医学英語Ⅱ
専門基礎科目 基礎医学 生理学実習
理学療法基礎運動学Ⅱ
運動学実習
臨床医学 病理学
整形外科学Ⅰ
内科学・老年学Ⅰ
脳神経外科学
小児科学・小児神経科学
精神医学Ⅰ
リハビリテーション医学
外科学
整形外科学Ⅱ
内科学・老年学Ⅱ
神経内科学
精神医学Ⅱ
保健医療福祉と リハビリテーションの理念 障害科学Ⅱ 生命倫理
人間関係論
専門科目 基礎理学療法学 病態運動学Ⅰ
理学療法総合演習Ⅰ
理学療法
倫理・管理
理学療法評価学 理学療法評価学Ⅱ(筋機能系検査)
理学療法評価学Ⅲ(各種検査と測定)
理学療法評価学Ⅳ(模擬症例)
理学療法治療学 運動療法学Ⅰ(関節機能系)
物理療法学Ⅰ
運動療法学Ⅱ(筋・神経機能系)
物理療法学演習
日常生活活動学Ⅰ(概論)
地域理学療法学 地域理学療法学Ⅰ(概論)
理学療法
臨床実習
理学療法臨床評価実習Ⅰ
IPE関連科目 IPW論
科目大区分 小区分 3年
医療人としての心構え(実践)・リハビリテーション実践の知識と技術・疑問に対する探究心・ロジカルシンキングとディベート
前期 後期
教養科目 導入科目
人文科学
社会科学
自然科学
体育学
外国語 英語Ⅲ 医学英語Ⅲ
専門基礎科目 基礎医学
臨床医学 医用画像解析学
臨床薬理学
栄養管理学
救急救命医学
臨床心理学
保健医療福祉と
リハビリテーションの理念
公衆衛生学
専門科目 基礎理学療法学 病態運動学Ⅱ
理学療法総合演習Ⅱ
理学療法研究法Ⅰ
理学療法研究法Ⅱ
理学療法
倫理・管理
理学療法倫理・管理学
理学療法評価学 理学療法評価学Ⅴ(実症例)
理学療法評価学Ⅵ(高次脳機能検査)
理学療法治療学 物理療法学Ⅱ(マッサージ)
理学療法系義肢装具学Ⅰ
日常生活活動学Ⅱ(各論)
理学療法治療学Ⅰ(脳血管障害)
理学療法治療学Ⅱ(運動器障害)
理学療法治療学Ⅳ(内部障害)
運動療法学演習
理学療法系義肢装具学Ⅱ
理学療法治療学Ⅲ(神経系障害)
理学療法治療学Ⅴ(発達障害)
理学療法治療学Ⅵ(スポーツ障害)
地域理学療法学 地域理学療法学Ⅱ(各論) 地域理学療法学Ⅲ(演習)
生活環境学
理学療法
臨床実習
理学療法臨床評価実習Ⅱ
IPE関連科目 IPW演習Ⅰ
科目大区分 小区分 4年
医療チームの一員としての役割の自覚と責任・知識の統合と科学的思考・高い倫理観を伴うリハビリテーション実践の知識と技術・職業アイデンティティとキャリアデザイン
前期 後期
教養科目 導入科目
人文科学
社会科学
自然科学
体育学
外国語
専門基礎科目 基礎医学
臨床医学
保健医療福祉と
リハビリテーションの理念
言語聴覚療法概論
看護学概論
介護学概論
専門科目 基礎理学療法学 理学療法概論Ⅱ(理学療法トピックス) 理学療法総合演習Ⅲ
理学療法研究法演習(卒業研究)※通年科目
理学療法
倫理・管理
理学療法評価学
理学療法治療学 関節モビライゼーション
認知理論に基づく運動療法
固有受容性神経筋促通手技
スポーツマッサージ
呼吸理学療法
発達学的視点に基づく運動療法
感覚統合療法
予防理学療法
地域理学療法学
理学療法
臨床実習
地域理学療法実習
理学療法臨床実習Ⅰ
理学療法臨床実習Ⅱ
IPE関連科目 IPW演習Ⅱ

教養科目

専攻の枠を超えて、共通に求められる『仁心』を備えたグローパル社会に生きる技能が優れた専門職業人を育成する。

導入教育

人文科学 社会科学 自然科学 体育学 外国語
全ての人が尊厳を認め合う共生社会を目指して活動する職業人を育成する 社会福祉の理念と仕組みを知り、医療・福祉サービスにおける教育の視点を学ぶ 医学知識を学習するための基礎となる科学的思考を身につける 人々の健康増進、スポーツ活動参加を促進し、健康寿命の延伸に貢献するための基礎的知識を学ぶ 地域での経験、研究成果を国際的に発信する能カを養う

専門基礎科目

専門職として必要となる医学的基礎知識を学び、事象(病者、障害者など支援を求める人の健康、機能、活動の状態)を科学的に把握し、解析し、論理的に対応を考える能力を養う。
基礎医学 臨床医学 保健医療福祉と
リハビリテーションの理念

専門科目

専門職としての基本的知識と技能を習得させ、生涯にわたって「妙術」を体得するための基礎技法を教授する。専門職としての基礎知識と技能を学び、地域療法学において、地域における専門技法を実践する際に必要となる地域社会に関する知識、職業人としての態度を学び、臨床実習を通して、知識を確かめ、基礎的技能の習得を目指す。
基礎理学療法学 理学療法評価学 理学療法治療学 地域理学療法学 臨床実習

教員メッセージ

理学療法専攻 教授 赤羽 勝司

理学療法学専攻 赤羽 勝司 教授

スポーツ分野領域の現場にて、より安全で効果的な運動処方や運動指標を提供するために、様々な測定方法で検証し、効果を見出すことができれば、それを社会に提示することによってスポーツ選手や、リハビリテーションを対象とする患者さんに対する新たな測定方法、治療方法、運動指導方法として提言していくことが可能ではないかと考え、現場での活動を積極的に行っています。
本学では、運動学、運動器疾患の理学療法、スポーツ理学療法といった内容を中心に教育しているため、現場の状況や選手の生の声を学生に伝えることができます。また、選手の測定には学生さんにも経験していただくことを実施しているため、研究活動で修得した研究能力や論理的な思考力は、卒業後における保健、医療、福祉の現場のみでなく、スポーツ現場など様々な領域における実践と研究を結び付けていくための能力として生かしてもらえることと考えています。
理学療法学専攻 教授 大町 かおり

理学療法学専攻 大町 かおり 教授

理学療法士とは、「思うように身体が動く」にこだわるプロ集団
手のひらに乗るくらいの
早めに生まれた赤ちゃん
かけっこがうまくなりたい子どもたち
最後の試合に出場したい部活で腰を痛めた高校生
故障を抱えながらも
活躍したいプロのサッカー選手
仕事復帰を目指す
交通事故で骨折した働き盛りのお父さん
もう一度
自分の脚で歩きたいと思っているおばあさん…
「自分が思うように身体が動くか」
のゴールは
ひとによってさまざまです。
朝起きて、自分でトイレに行ける、から
試合で思いっきりプレーをする、まで。
理学療法士とは
対象となる方の
それぞれの現状と希望を見つめて
専門的な知識と技術とこころで
ゴールに向けて
プロとして全力で支える仕事です。
そのために
必要な知識と技術を身につけることが
本学でできます。
そのための努力をいとわない仲間を
こころからお待ちしています。
理学療法専攻 准教授 山本 良彦

理学療法学専攻 山本 良彦 准教授

理学療法には運動器障害、中枢神経疾患、小児疾患、地域医療、スポーツ障害、障害予防などの領域があり、卒業生はそれぞれが興味を持つ領域に進んでいきます。そのため、大学で学ぶべき内容は基礎分野から専門分野まで多岐にわたります。さらに多くの臨床実習を経験し、知識と技術と人への接し方を身に付けなければなりません。医療者として対象者のニーズを満たすために常に学び続ける姿勢が大切です。
卒業までの学修は決して容易ではありませんが、教職員は皆さんの夢を叶えるために最後まで一緒に歩んでいきます。本学のカリキュラムを理解し、理学療法士になるという目標を見失わなければ、きっと充実した学生生活を送ることができます。
理学療法専攻 講師 下田 浩一

理学療法学専攻 下田 浩一 講師

「切磋琢磨し、大学生活を謳歌する」
理学療法を実践するためには、自ら学ぶ力を身につけなければなりません。理学療法士になっても学びは続きます。大学卒業までの学修は決して容易なものではありません。学ぶ内容は基礎分野から専門分野まで多岐にわたり、すべては関連付き、地道な積み重ねによって身に付いていきます。それゆえ学生は目の前の1つ1つを仲間とともに切磋琢磨しながら進んでいきます。苦楽を共にできる仲間は、様々な思いを語り合い、ともに行動できる大切な存在となるでしょう。大学での出会い、経験は大きな糧となり、卒業生は各々の領域へと進み、さらに学びを続けていきます。意気高く学びたい仲間たちを待っています。

【研究分野】
・理学療法教育
・リハビリテーション科学
[ 最近の研究 ]
・実技教育用シミュレーション機器の開発
[ 主な担当科目 ]
解剖学演習Ⅰ(骨格系)、理学療法評価学Ⅱ(筋機能系検査)、運動療法学Ⅰ(関節機能系)、運動療法学Ⅱ(筋・神経機能系)、生理学実習、運動学実習、地域理学療法学Ⅱ(各論)、地域理学療法学Ⅲ(演習)

修学レポート

豊岡 穂乃佳

豊岡 穂乃佳

なぜこの大学を選んだのですか?

幼い頃から身体が弱く、入退院を繰り返していた私にとって理学療法士はとても身近な存在でした。本格的にPTを目指すようになったのは、小学5年生の頃。大ケガで半年間の車いす生活を送っていた当時、「本当に歩けるようになるのかな…」という私の不安を汲み取り、リハビリを担当してくれたPTの方が、「全然大丈夫!歩けるようになるよ!」と明るく、ポジティブな気持ちにしてくれたんです。とても救われると同時に、リハビリを通して本当に歩けるようにしてくれた時は、「理学療法士ってすごい!私もこうなりたい!」と強く思うようになりました。
通院していた病院の先生に相談した際、「四徳学園がいいと思うよ」と勧めてもらったことを思い出し、入学を決めました。

入学試験対策のポイントは?

大学には公募推薦で入学。実は小論文を書くのが苦手で「起承転結を意識すれば大丈夫だろう!」と一回しか練習しなかったんです…(笑)それよりもはるかに対策したのが面接。人と話すのが好きなので苦手意識はありませんでしたが、テンプレートの答えは用意せず、どんな質問がきても臨機応変に自分の考えを伝えられるように、多くの先生に面接練習をしてもらいました。本番では自分の中で話を組み立てられるように、話し出す前は一呼吸おいて緊張をほぐすことを意識していました。

本学の特徴的な授業、印象的な授業は?

特徴的な授業は、IPWの合同授業。模擬症例を基に、「患者さんの容態に合わせてどんな介助をするのか」をグループで考え、演習を行いました。この授業を通して、患者さんはもちろん、他職種の方に対しても「専門用語を使わない会話」が大切だと学びました。また、臨機応変な対応力や話術・コミュニケーション力が身につく場でもあります。

実習はどうでしたか?

実習先では、理学療法士の方が患者さんの治療をしているところを見学したり、実際に患者さんの筋力検査や歩行介助をやらせてもらいました。特に印象的だったことは、実習先の病院に偶然、知人が通院していて、少しだけ怪我の治療を担当させていただいたこと。約2週間の治療後、「しっかり治療してもらえたおかげ、早く治ったよ」と言っていただけた時は、理学療法士の卵として認めてもらえた気がして嬉しかったですね。
4年次の実習先は大阪の病院なので、実習期間は初めての一人暮らし。学校側で家具付きのアパートの手配から光熱水費の負担までしてくださるので、金銭的な不安はありません。事前オリエンテーションや相談会もあるので、一人暮らしに向けた手厚いサポートが充実していると感じます。

大学生活で一番楽しいことは?

ダウン症の子どもたちの健康増進を目的としたアンパンクラブでのボランティア活動です。子どもたちと遊びながら、その子の発達状況を把握して、「どうしたらさらに発達できるか」を親御さんと考えていくのですが、言葉だけではなかなか行動してくれないこともあり、遊びの中でリハビリを促す大変さを実感しました。将来、小児系の理学療法に携わりたいので、このボランティア活動はとても糧になると思います。そして何より楽しいのは、子どもたちとたくさんお話ができること。とてもかわいくて、いつも私が元気をもらっています。

後輩へのアドバイスは?

入学後は、理学療法士になるための専門的な知識を4年間で習得しなければいけないので、「いかに時間を大切にできるか」が勝負です。高校時代から勉強をする時間を決めて習慣づけておくと、良いと思います。また、大学では助け合いの精神が大切です。国家試験は一人ではなく、クラスメイトみんなで挑むもの。普段からクラス全員とコミュニケーションをとることをおすすめします!

私の時間割(3年後期)

1限目 発達学的視点に基づく
運動療法
固有受容性
線形筋促通法
グループワーク 義肢装具学 理学療法治療学
(発達障害)
2限目 スポーツマッサージ/
発達学的視点に
基づく運動療法
栄養管理学 理学療法治療学
(スポーツ障害)
生活環境学 地域理学療法学
(演習)
3限目 呼吸理学療法 公衆衛生学/
認知理論に基づく
運動療法/
関節モビライ
ゼーション
公衆衛生学 理学療法治療学
(神経障害)
理学療法倫理・
管理学
4限目 研究 認知理論に基づく
運動療法/
関節モビライ
ゼーション
救急救命医学 運動療法学演習 グループワーク
5限目 サークル活動 救急救命医学
宮下 天希

宮下 天希

なぜこの大学を選んだのですか?

高校の先輩が「実習時間が多く、先生方もしっかり指導してくれる大学だよ」と勧めてくれたんです。見学の際、実習設備や器具が充実していたことも大きな魅力でした。先生には質問したり、何でも相談しやすいです。

入学試験対策のポイントは?

私は一般入試で受験しました。本格的な勉強を始めたのは高3の春ですが、やはり「基礎をきちんと」学んでおくことが大事。高校1年生からの積み重ねで、日々コツコツ勉強することが自分の力になると思います。先生の話をただ聞くのではなく、意欲的に「学ぼう」という姿勢も大切ですね。

「数学」「物理」「英語」は大事?

受験にあたり数学・英語・国語の勉強は必要ですが、物理は履修していなくても大丈夫でした。理科系の科目は、入学してからもしっかり学べますよ!
毎日の勉強量は多くて大変ですが、学べることが多い分、楽しいです。テスト前は特に大変ですが、とにかく毎日続けて勉強することが大事ですね。
英語は「医療英語」を学ぶので、高校までの基礎をしっかりやっておいた方が安心だと思います。

本学の特徴的な授業・印象的な授業は?

臨床経験豊富な先生ばかりなので、実際の医療現場の様子がうかがえたり、より実践的な知識が得られるのは本学ならではだと感じます。
「理学療法評価学」の授業は、患者さんについての情報を集め、リハビリのプログラムを組み立てるプロセスが楽しいです。自分なりに考えたプログラムを、報告会で皆の前で発表するのもいい経験になります。

勉強の息抜き方法は?

甘いものを食べるほか、とにかく寝ます(笑)。テスト前はさすがにたくさん寝られませんが、ふだんから睡眠は大事にしています。たまに長野駅周辺へ遊びに出かけたり、長期休みにはアルバイトもします。最近ではりんごの選果のアルバイトを経験しました。

地域との関わりはありますか?

大学から時々、お年寄りの身体測定など地域のお手伝いの募集があります。授業でも地域におけるリハビリの役割を学びました。

通学はどうしていますか?

松本の実家から電車で通っています。学校は駅から近いので通いやすいですね。電車の中は勉強の時間。同じ方面の友達と問題を出しあったりして楽しく通っています。

学校生活で一番楽しいことは?

サークルでは、スポーツトレーナーのサークルに所属しています。顧問の先生が、オリンピックでの理学療法士スタッフの経験があるので、スポーツ選手へのマッサージやテーピングの仕方などが学べて楽しいです。授業の予習・復習にもなっています。

大学で学んだことは?

入学してから、知識が膨大に増えました。人と関わる授業も多く、得意でなかった「コミュニケーション力」も身についてきたと感じます。

今後の目標は?

私自身、理学療法士の方にお世話になったことで、「もう頑張れない」と思っていた意識まで変えることができたんです。私が心を支えてもらったように、私も身体だけでなく心のサポート・ケアができる理学療法士を目指したいです。
自分がお世話になったのが総合病院だったので、総合病院に就職し、さまざまな分野の方と関わりながら周りの人、そして患者さんに信頼される理学療法士になりたいです。

後輩へのアドバイスは?

受験ももちろんですが、入学してからも勉強の毎日です。今から「勉強の習慣」をつけておくといいですよ。そうすれば、学んだことをしっかり「身に付ける」ことが出来ると思います。

私の時間割(2年後期)

1限目 運動療法学Ⅱ 日常生活
活動Ⅰ
神経内科学 物理療法学
演習
2限目 人間関係論 日常生活
活動Ⅰ
医学英語Ⅱ 物理療法学
演習
3限目 運動学実習 病態運動学Ⅰ 外科学 理学療法
評価学Ⅳ
4限目 地域療法学Ⅰ 運動学実習 整形外科学Ⅱ リハビリテーション
医学
内科学・老年学Ⅱ
5限目 サークル活動
2022年度のレポートはこちら

※学年は取材当時のものになります

金野 駿

金野 駿

私の好きな授業

3年後期の「スポーツ障害」という授業が印象深いです。座学では先生が事実を述べられるだけでなく、「それはなぜなのか」を理解させてくださり、非常に納得しやすかったです。実技は先生から見本を見せていただいた後、2人1組の学生同士で、動作を先生から個別にアドバイスをいただくのですが、理解と実践が1時間半の中で結びつくため、「なるほど!」の連続。授業の時間があっという間でした。

IPWの授業について

本学は、県内の医療系の大学では稀少な「多職種連携」分野に取り組んでおり、他学科と共同で行う「IPW論」の授業があるのも魅力のひとつ。1年次から行う他学科の人とのグループワークでは、最初は緊張しましたが、初対面でも医療職への「志」は同じということもあり、グループメンバーとは打ち解けやすかったです。 3年次の演習ではそれぞれに専門の知識がついてきて、症例パターンや職性からの見解を話し合うなどさらに充実しました。現場では多職種の人たちがこうして繋がっていくんだということを体験し、お互いの職種を理解し合うことの大切さがよく分かりました。

今後の目標

理学療法士(PT)は「知識」に加え「技術」が伴っていなければ患者さんに信頼されないのは当たり前ですが、加えて、コミュニケーションも大事。信頼できない人には、自分の体を預けられないですよね。自分が高校時代に患者として受けていたリハビリでは、担当のPTさんが「学校どうなの?」とか、彼女の話とか、他愛のない話をたくさんしてくれました。そこが入り口になって無意識にPTさんに心を開き、信頼を寄せていたんですね。私も、患者さんはもちろん、多職種の人にも頼られ、愛される人になりたいと思います。

私の時間割(3年前期)

1限目 理学療法系
義肢装具学Ⅱ
2限目 理学療法研究法Ⅱ 栄養管理学 理学療法系
義肢装具学
理学療法
治療学Ⅵ
(スポーツ障害)
地域理学
療法学Ⅲ
(演習)
3限目 理学療法倫理・
管理学
グループワーク 生活環境学 理学療法
治療学Ⅴ
(発達障害)
4限目 公衆衛生学 救急救命医学 運動療法学演習 グループワーク
5限目 救急救命医学
中市 優花

中市 優花

本校を選んだ理由

「理学療法士になりたい」と思うようになったのは高校2年生の頃。当時熱中していたソフトテニスの大会の1週間前に靭帯を損傷してしまい、理学療法士の方に身体的にも精神的にも支えていただいたことで、強い憧れを抱くようになりました。
地元にも理学療法士を目指せる専門学校はあったのですが、なるべくたくさんの実習で現場を体験したいという思いの中で四年制の本学に出合い、進学を決めました。

私の好きな授業

好きな授業は「整形外科学」と「運動学」です。「整形外科学」は「ケガの根本」について学ぶ授業。私が高校2年生で経験した靭帯損傷も、解説を聞いて仕組みが分かりました。後天的な疾患だけでなく、生まれた頃からの先天的な疾患についてなども、幅広く学ぶことができます。
「運動学」では、動作や姿勢から身体の状態について情報を読み取ります。例えばクラスメイトが「背もたれに背をつけずに椅子に座ったとき」の姿勢を観察して絵に描き起こしたり、「右側に傾いているから、ここの筋肉が足りないのかな?」などと考察します。人それぞれの身体的特性が顕著に分かるうえ、自分の姿勢や動作の癖を指摘してもらえるのも楽しみの一つでした。

実習について

4年間の実習科目は、実施期間・時期は違いますが、それぞれ実習の初期段階は「見て学ぶ」のがメインです。指導者の方から指示があれば、実際に検査をさせていただく機会もあります。2年次に実施する臨床評価実習Ⅰの開始前は、クラスメイトを相手に検査を行い、「適切に説明できているか」「時間内に検査を終わらせられているか」などを、本番さながらの環境で何度もテストしていただきました。
実習現場での目標は、「患者さんが安心できるかかわり方」と「多職種連携」を実習指導者の方の姿から学ぶこと。受け入れてくださる施設にも大学にも感謝して、自分にできることを精いっぱい頑張りたいです。

私の時間割(2年後期)

1限目 運動療法学Ⅱ
(筋・神経機能系)
日常生活
活動学Ⅰ
(概論)
神経内科学 物理療法学
演習
2限目 人間関係論 日常生活
活動学Ⅰ
(概論)
医学英語Ⅱ リハビリテーション
医学
物理療法学
演習
3限目 運動学実習 病態運動学Ⅰ 外科学 整形外科学Ⅱ
4限目 地域療法学Ⅰ
(概論)
運動学実習 リハビリテーション
医学
内科学・老年学Ⅱ
5限目 理学療法
評価学Ⅳ
(模擬症例)
2021年度のレポートはこちら

※学年は取材当時のものになります

山口 唯斗

山口 唯斗

少しのケアがこんなに違うなんて!

理学療法士を目指すきっかけとなったのは中学時代、テニス部の大会のときでした。
出場していたダブルスの試合中、ペアの選手の足がつるというアクシデントが。その時、理学療法士の方にケアしてもらい無事、回復しました。
その後、自分も同じように足をつってしまいましたが、治療を受けずにいました。そうしたら、僕とその子でその後のパフォーマンスが全然違うんですね。治療するとしないでこんなに差が出るなんて。理学療法士という仕事に強く引き付けられた瞬間でした。

自分の発想に気づきをくれた
「グループワーク」と「実習」

入学してからの授業で非常に勉強になったのは、グループワーク。自分とは違うさまざまな意見に触れることで視野が広がり、「そういう発想もあるのか」と気づかされることが多いです。
さらに自分を大きく変えたのは、2年次に行った実習先。担当してくださった方から、「あなた、お年寄りの方とあまりお話したことないでしょう?」と見抜かれてしまったのです。本当にその通りだったので「このままじゃいけない」と思い立ち、それから年代問わず多くの患者さんと、自分から積極的にコミュニケーションをとるようにしました。
3年の夏休み時の実習から帰ってきたとき、友人から「変わったね」と驚かれました。自分ではあまり自覚がなかったのですが、友人の一言で自分の成長を感じることができました。

私の時間割(3年前期)

1限目 理学療法
治療学Ⅱ
(運動器障害)
物理療法学Ⅳ
(マッサージ)
理学療法
評価学Ⅴ
(高次脳機能検査)
2限目 地域
理学療法学Ⅱ
(維持期の理学療法学)
運動療法学Ⅱ
(関節モビラ
イゼーション)
理学療法系
義肢装具学
理学療法
治療学Ⅰ
(脳血管障害)
3限目 理学療法
治療学Ⅲ
(神経系障害)
臨床薬理学 病態運動学Ⅱ 日常生活
活動学Ⅱ
(疾患障害別ADL)
理学療法
評価学Ⅵ
(症例の評価演習)
4限目 物理療法学Ⅲ
(電気療法・ジアテルミー)
看護・介護学 日常生活
活動学Ⅱ
(疾患障害別ADL)
理学療法
評価学Ⅵ
(症例の評価演習)
5限目 言語聴覚学概論
丸山 結子

丸山 結子

スポーツ少女を支えてくれた理学療法士への憧れ

小学校から高校までソフトボール漬けの毎日で、ケガをすることも多かった私。大会前に骨折してしまい、「大会に出られないかもしれない」と焦っていた時、優しくサポートしてくれた理学療法士の方の姿を見て、「私もケガで困っている人を助けたい」と思うようになりました。
進学にあたりさまざまな大学を見学しましたが、先生や先輩が親身になって声をかけてくれるこの大学のアットホームな雰囲気に魅力を感じ、入学を決めました。他県の出身で知り合いがいなかったため、環境になじめるか不安でしたが、今とても楽しく生活できています。

「座学」と「実技」で理解が深まる!

授業の中で特に好きなのは「整形外科学」と「運動療法学」。座学と実技、両方の授業を照らし合わせながら受けることで、より理解が深まっていると感じます。私自身ケガの経験があるので、リハビリの目的や効果に納得しながら勉強できるのも面白いところです。
また授業の中で、リハビリはケガだけでなく、病気や加齢、障がいなど、さまざまな症状を抱える人々にも寄り添えることを学びました。もともとは「スポーツに関わる仕事がしたい」という希望を持っていましたが、今では幅広く療法を学びたいと思っています。

知識をつなぎ合わせていく「むずかしさ」と「楽しさ」

理学療法士に大切なのは「ひとつの物事をさまざまな方向から考える」ことだと思います。ただ必要なことを暗記するだけでなく、自分の中で理解して知識をつなぎ合わせていくことが、この分野の難しいところであり、楽しいところです!

私の時間割(2年後期)

1限目 運動療法学Ⅱ
(筋・神経機能系)
日常生活
活動学Ⅰ
(概論)
神経内科学 理学療法
評価学Ⅵ
(模擬症例)
物理療法学
演習
2限目 人間関係論 日常生活
活動学Ⅰ
(概論)
医学英語Ⅱ リハビリテーション
医学
物理療法学
演習
3限目 運動学実習 病態運動学Ⅰ 外科学 整形外科学Ⅱ
4限目 地域理学
療法学Ⅰ
(概論)
運動学実習 理学療法
総合演習Ⅰ
内科学・老年学Ⅱ
5限目 サークル活動
(スポーツトレーナー)
内科学・老年学Ⅱ

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