修学レポート
修学レポート
気づくことがたくさんあります。
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好きな講義、印象深い講義は?
両学部の学生が、混成グループを組み学部合同で学ぶ「IPW演習」が印象的です。私たち理学療法学専攻は「体の動き」をメインに考えるのに対し、作業療法学専攻や看護学科の学生は「寄り添うこと」を意識する傾向にあり、視点の違いに驚きました。他の学科・専攻の学生が学んでいることを意見交換することからも、他職種の考えを学ぶことが多く、とても勉強になりました。
また、本学には臨床経験豊富な先生方が大勢いらっしゃいます。講義でも病院での経験を交えて、わかりやすく説明していただき、併せて実技演習も行うので、学んだことを実践しながら身に付けることができます。 -
実習はどうでしたか?
私は3年次、地元の医療センターで3週間の実習をさせていただきました。学内講義で学んだことを自分なりに実践しようと意気込んで臨みましたが、患者さんにうまく伝えることができず、自分が思うように体を動かしてもらえなかったこと、現実の難しさ厳しさを感じました。実習での体験から、実際の患者さんの場合は「どれくらい痛むのか」、「どれくらいまで体を動かしても大丈夫なのか」その時々の反応を見て、痛みに配慮しながらリハビリすることが大切であること、それにはより知識と技術が必要であると感じました。また「知識」や「技術」は信頼してもらうためにもちろん必要ですが、特に「コミュニケーション」も重要なのだと痛感しました。
2年次の実習では遠方の病院へ2週間、普段は実家暮らしなので、実習中は一人暮らしも体験しました。帰宅後は毎日慣れない家事をこなしながらレポートを書いたりして大変でしたが、とても大事な時間でした。 -
入学試験対策のポイントは?
大学入試は、私は学校推薦型選抜(公募制)で受験し、面接試験と小論文試験の対策をしました。小論文は、文章を書くことが苦手なこともあったので、参考書などを活用して文章構成や書き方を毎日学習していました。継続して続けることと、新聞やニュースなど日頃からたくさんの情報を得て、自分なりの言葉、考えにまとめることも大切です。
高校では、私は野球部に入っており、そこで色々な人と関わり、話す機会がありました。コミュニケーションカを鍛えるためにも、いろいろな物事に触れ、人とつながりを持つと、大学やその先の人生においても自分のためになると思っています。
学びが深まります!
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大学で学んだことは?
2年次から講義の内容がより専門的になります。例えば「運動学実習」では、吸収した知識をもとに実際に歩行を分析してみるなど、より実践的に学ぶ講義が増えます。またグループワークが多く、意見を出し合うことで生まれる「アウトプット」があり、そこから理解が深まり、自分の力が鍛えられていると感じます。
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大学の勉強は大変ですか?
学修することは多く、2年次では空きコマが週に1回あるかどうかです。最初は厳しいと思いましたが、だんだん慣れます。
先生はとても身近な存在です。演習の講義は和気あいあいとした雰囲気で、わからないことがあった時などすぐ頼ることができて心強いです。
大学のテストは、数週間前からの学習量だけでは間に合わないので、普段から友達と一緒に勉強をしています。お互いに意見や情報を交換することで自分も学びが深まると感じるので、テスト期間中もみんなで集まります。
よく医療系の大学は、高校の時に理系コースを選択しているとわかりやすい部分が多く有利と思いますが、入学後に、理系分野の基礎から学べるので、文系コース選択でも大丈夫だと思います。 -
好きな「筋」は?
解剖学の講義では「骨格系」「筋系」「神経系」など人体の仕組みを学びます。学ぶなかで私は「大腿四頭筋」が好きになりました(笑)。膝を伸ばすとき、歩行するにもスポーツするにも必要な筋肉です。力強く、大きくてかっこいい筋肉です(笑)。
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息抜きの方法は?
地域のフットサルサークルに参加して月2回ほど汗を流しています。その他にも、県外まで「推し」のライブに出かけるなどで息抜きをして、また勉強を頑張れます。