共通教養センター
共通教養センターとは
本学のカリキュラムは大きく「教養科目(基礎分野)」と「専門科目」から成り、このカリキュラム構成の下、有為な医療人としての知識技能と人間性を併せ持つ人材の育成を目指しています。教養教育(Liberal arts)が専門教育の基盤であることはもちろんですが、専門を極めれば極めるほど時として専門の枠から外に出て課題全体を俯瞰するために教養に立ち戻り、そしてまた専門に帰還することがあるのです。その意味で教養と専門との間には明確な仕切りがあるのではなく、連続体(Contimuum)と言うことができるでしょう。たとえば、インフォームド・コンセントやターミナルケアという概念を深く理解するためには法学、哲学、倫理学、心理学、英語等の広範な知識が必要となります。
大学教養のねらい
そして専門科目へ
~ 医療人としての基礎を育む ~
教養教育には人文科学、社会科学、自然科学、体育学、外国語等の諸科目が設けられ、広範な知識の修得はもとより専門教育でいっそう求められる論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力、表現力などを養います。
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人文科学
アカデミックリテラシー、人間関係学、倫理学、心理学、文化人類学、哲学、音楽など人間の文化に関わる学問が含まれます。「地域を学び、地域で育ち」という本学のコンセプトに基づく信州学もあります。
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自然科学
自然科学の基礎、物理学、生物学、生化学など自然界の現象を体系的に研究する学問、およびそれらの実生活への応用を目的とする統計学、情報リテラシー、加齢の科学、ヒトと自然の共生などが含まれます。
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社会科学
教育学、社会学、日本国憲法・法学、社会福祉学など人間社会の諸々の現象を支配する法則を科学的、体系的に研究する学問が含まれます。
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外国語
英語、ハングル、中国語、スペイン語の講座が開設されています。世界共通語としての英語を学ぶことは医学英語の見地からも重要であり、英語以外の言語を学ぶことは異文化理解の視点からも極めて意味があります。