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NAGANO UNIVERSITY OF HEALTH AND MEDICINE
水内豊助手が長野県知事表彰「保健衛生表彰(感染症予防)」を受賞
2024年6月15日、看護学部看護学科の水内豊助手が、長野県看護協会定時総会にて、長野県知事表彰「保健衛生表彰(感染症予防)」を授与されました。この表彰は、水内助手の長年にわたる感染症予防への貢献と尽力を称えるものです。
水内助手は、2006年に長野県で2番目に感染管理認定看護師の資格を取得。以来、医療施設間の連携を強化するだけでなく、保健所や介護施設、障がい者施設への出前謂座など、地域全体での感染症予防活動に力を注いできました。
特に2009年の新型インフルエンザ対策では、長野赤十字病院にて院内の体制整備や地域の患者の受け入れ、長野県や長野市との協議にも積極的に参加。また、北信感染対策連絡協議会の設立にも関わり、地域全体の感染対策強化に大いに貢献しました。
2016年から3年間は、日本赤十字社本社にて感染対策係の立ち上げを行い、全国赤十字医療施設における感染対策の支援を実施。そして2019年から5年間、佐久市の川西赤十字病院看護部長として勤務しながら、新型コロナウイルス感染症対策にも取り組んできました。この間、厚生労働省や長野県、看護協会、佐久保健所等の依頼を受けてクラスター発生施設の支援なども数多く行 い、地域の感染症対策に大きく貢献しました。
現在、水内助手はその豊富な経験を活かし、本学部生の指導に力を注ぐ一方 で、引き続き長野県内における感染症予防の向上のため、地域貢献活動にも尽力する意向を示しています。
水内豊助手の今後の活躍が、さらに多くの人々に影響を与え、感染症予防の一層の進展につながることが期待されています