instagram x facebook
受験生
サイト

新着情報

NAGANO UNIVERSITY OF HEALTH AND MEDICINE
ニュース 保健科学部

岡田瑳久先生に講演いただきました

5月8日(木)、岡田瑳久先生(小説「まっすぐな遠回り」で、文芸社と毎日新聞社の小説長編部門で最優秀賞を受賞)をお招きし、作業療法学専攻1年「作業療法概論」の講義で、ご講演いただきました。

岡田様は、ギラン・バレー症候群を発症し、全身が麻痺した状態からリハビリテーションと多くの方の支えによって、今では日常生活もおよそ問題ない状態にまで回復しました。なお、入院リハビリテーションの担当者は本学の作業療法学専攻 土屋 謙仕 准教授です。 回復までのリハビリ闘病のご自身のご体験をお話いただき、作業療法士を目指す本学の学生も大変勉強になりました。

 

 

今回の岡田様の貴重なご講演を伺えて、学生のアンケート一部を紹介します。

 

アンケート1***************-

岡田さんのギランバレー症候群になってからの生活についてお話を聞いて、実際にリハビリを受けた方の日常を知ることができてよかった。今回のお話を聞いてこういう機会をもらえたことがありがたいと思ったし、このお話を無駄にするのではなく、自分のこれからに繋げていこうと思った。

 

アンケート2***************-

今日は貴重なお話ありがとうございました。自分は当事者の方の経験談を聞くことが初めてでした。今日の岡田さんのお話を聞いて作業療法士ってあらためていい仕事だなと思いました。この道を選んだことに今喜びを感じます。ギランバレー症候群を発症しながらも強く生きて、小説などできることを見つけて全力で取り組む岡田さんは本当にすごいと思いました。 本当にありがとうございました。今日のお話を自分は忘れないようにしたいです。

 

アンケート3***************-

当たり前なことが当たり前ではなくなる感覚は、想像するだけで怖いと思った。しかし、そのような過去を糧にしている生き方がすごいと思ったし、その気概を羨ましく思った。私が今目指している職業は、素晴らしい職業なのだと気づけた。 今回の講義を聞いて、自分も誰かの人生の助けになれるような作業療法士になりたいと強く思った。

 

アンケート4***************-

今日の講演を聞き、改めて私は、作業療法士に必ずなりたい、この作業療法士を目指すという道に進んでよかったなと思いました。今日の講演を聞いて、得るものは山ほどあり、全て思ったように言葉にして伝えることや、まとめることは難しいけど、自分に一番刺さったのは、岡田さんが最後に私たちこれから学んでいく人に向けて伝えてくれた言葉はとても心に響いたし、これから作業療法士になるという目標に向けて勉強してくなかで、つまづいたときや、立ち止まったときにこの言葉を思い出して頑張りたいと心の底から思いました。

 

アンケート5***************-

希望を捨てずに懸命にリハビリに励み、後遺症を抱えながらも力強く生きる姿に深く感動しました。私たちが想像する以上に、多くの苦難や葛藤があったのだと思います。本当の意味で「芯の強い人」とは、岡田さんのような方を指すのだと思いました。本当に尊敬しています。岡田さんのお話を聞いていて、思わず涙が出そうになりました。時には心が折れそうになることもあると思います。そんなときは、今回の岡田さんの公演のお話を通して、少しでも前向きな気持ちになってもらえるように努力していきたいと思いました。貴重なお時間を本当にありがとうございました。

 

*********************-

以上、全ての学生コメントを紹介できませんが、 他学生からも 今日の公演で、あらためて学生自身がこれから目指している作業療法士という仕事がどのような立場でどんなことをすべきかを考える時間となった等のコメントが多くありました。 貴重なご体験をご教教いただき誠にありがとうございました。 また皆さんのやる気を教職員一同応援します。

 

小説が文芸社と毎日新聞社の小説長編部門で最優秀賞を受賞し、「まっすぐな遠回り」として出版 小説「まっすぐな遠回り」は、約2年間の入院生活を送った体験を元に執筆されました。

https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-23469-4.jsp

岡田様がリハビリの闘病記録をまとめたホームページ

https://raysofhope.jp/intro.html
一覧ページへ戻る