学生生活インタビュー2023
学生達がどんな生活を送っているかインタビューしました。
学べることが、
何より楽しい!
有賀 健人
伊那弥生ヶ丘高校 出身-
なぜこの大学を
選んだのですか?PT、OT、NSの3部門があるので、連携しながら幅広く、専門学校よりも長くしっかり学べるところが魅力的でした。
オープンキャンパスでは先生方がとても親切にしてくださり、勉強は大変そうだと思いましたが「みんなで学べるから大丈夫!」と声をかけていただき安心できました。実際は覚えることが多くて大変ですが、周りは皆同じ目標を持った仲間。テスト前は一緒に勉強するなど、励まし合って高め合える友人と、学びやすい環境が気に入っています。 -
「物理」や「英語」は
重要ですか?1年次に物理学の講義があるので、高校で履修していなくても大丈夫。入学後にしっかり学べます。 入学後の医療英語は専門的な用語が多く、高校までの英語とはまた違いますが、やはり英語は得意な方が有利だとは思います。
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大学生活で、
一番楽しいことは?身体について、深く学べることです。人体模型を使って筋肉や骨について学んだり、生理学ではホルモンの働きを学んだり、今まで知らなかった自分の体の仕組みを知る講義がとても楽しいです。難しい内容もありますが、復習ノートで繰り返し学ぶように心がけています。ちなみに、僕の好きな筋肉は「縫工(ほうこう)筋」。体の中で一番長い筋肉です。
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サークル・
アルバイトは
勉強と両立可能?小学生から入っているバレーボールのサークルを続けています。さらに週2、3回、ラーメン屋で数時間アルバイトもしていますが、テスト前は休ませてもらうなど配慮していただき、勉強優先で両立ができています。
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一人暮らしはどうですか?
学校から歩いて15分くらいのアパートで一人暮らしをしています。食費を抑えるためにも基本自炊ですが、料理の腕はだいぶ上達しました。ひじきの煮物など作り置きをしつつ、冷凍食品にも頼りながら、時間をうまく使うようにしています。
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今後の目標は?
小学校3年生の時にバレーボールで骨折し、リハビリでお世話になったことがきっかけでPTを意識しました。当時子どもだった僕にもわかりやすく、優しく接してくれた、そのPTさんの姿を目指します。
“コツ”がわかると、
生活に余裕が
できます!
小原 美優
つくば開成学園高校 出身-
なぜこの大学を
選んだのですか?中学から高校にかけて長期間入院し、2つの病院でOTやPTの先生にお世話になりました。バスケが大好きだった私に、バスケの話題を振って盛り上げてくれたり、ボールを使ったリハビリをしてくれたり。ふさぎこむことの多かった入院生活の中で、唯一の楽しみがリハビリの時間でした。この経験から、日々の生活が楽しくないと思っている患者さんに、OTとして楽しみを提供したいと思うようになりました。
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受験勉強はどうでしたか?
進学にあたり、さまざまな学校を調べ、オープンキャンパスにも積極的に参加しました。その際、本校は先生や先輩が親身に相談に乗ってくれたことで、「私もこんな医療従事者になりたい」と憧れを持ち、本校を目指すように。しかし高校ではほとんど勉強をしてこなかったので、担任の先生からは「合格はかなり厳しい」と言われました。しかし、その言葉で火が付いて猛勉強!公募推薦で無事合格することができました。
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入学前に不安はありましたか?
出身は上伊那郡飯島町。知り合いが一人もいない長野市での一人暮らしはとても不安でしたが、大学ではすぐに打ち解けることができました。私のクラスは他の学年や学科に比べて人数が少ないのですが、その分とっても仲良し!放課後になってもみんな大学に残って一緒に課題をやったり、グループワークをしたり。そんな仲間たちとともに課題を達成した時は、すごく嬉しいです。
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一人暮らしはどうですか?
最初の頃は、勉強と家事を同時にこなす余裕はありませんでした。でも、忙しい時には思い切って家事の手を抜いたりしながら、今では平日夕方と土日祝日にアルバイトもできるくらいになりました。ただ、実習を乗り越えるのはかなり大変なので、3年次の実習では、実家から通える施設を紹介していただきました。
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勉強の「息抜き」は
どうしてますか?友人と一緒におでかけしたり、家でお酒を飲んだり、泊りがけで勉強会(という名のおしゃべり大会)を開催したり。仲間の存在が息抜きにもなり、モチベーションアップにもなっています。先日もテストが終わって、みんなで「お疲れたこ焼きパーティー」をしました!
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今後の目標は?
国家試験合格に向けた勉強がはじまります。今までクラスのみんなに支えてもらってきたように、私もみんなの力になりたいです。
出会えたことが
何よりの宝物!
宮沢 直泰
松代高校 出身-
なぜこの大学を
選んだのですか?地域に密着した学校であることと、他職種との連携を学べることが決め手でした。自分が育ってきた地域の特色を学び、地域に恩返ししたいと思っています。本学には「アドバイザー制度」というものがあり、数人のグループに対して先生が就職や奨学金などの相談に乗ってくれます。担任の先生じゃなくても学生に寄り添いながら指導をしてくれる、アットホームな学校です。
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勉強のモチベーションは
どうやって上げますか?最初は課題や覚えることの量の多さに圧倒されて、なかなかやる気が出ませんでした。しかし周りも同じように頑張っている姿を見て、「自分も頑張ろう!」とモチベーションを上げられるようになりました。同じ課題に取り組んでいても、頼ったり頼られたり、みんなで支え合いながら学んでいます。
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大学生活で1番楽しいことは?
「大学に行くこと」が一番楽しいです!大学生になると、同じ目標を持つ、価値観の似た人に出会いやすいと思います。一緒にご飯を食べたり、飲みに行ったり、ボウリングしたり、ビリヤードしたり、スノボしたり。テストも、「終わったらどこかに行こう」という約束を楽しみに、乗り越えられました。2年の夏のテスト終わりは岐阜の下呂温泉へ。素敵な思い出になりました。
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身だしなみは?
髪は染めてもOK?基本的に服装や髪色に規則はありません。髪を染めたりパーマをかける学生もいますが、実習の期間はみんな髪を暗くしています。女子のネイルも同様で、ふだんはみんな自由にしています。
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今後の目標は?
目の前のことで精一杯になってしまうので、問題が起こっても冷静に、「一段階高い視点」から物事を見られるようになりたいです。また、親から「出会った人を大切にしなさい」と言われ育てられたこともあり、人のことを憎めないタイプ。そんな性格を強みに、他人のために動ける看護師を目指します。
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後輩へのアドバイスは?
高校の頃とは、環境も、学ぶことも大きく変化すると思います。でもスタートラインはみんな一緒。同じ志を持つ仲間がいるから、安心して入学して来てください!
あっという間。
時間の有効活用を!
鹿田 彩加
佐久長聖高校 出身-
なぜこの大学を
選んだのですか?幼少期から医療従事者に漠然と憧れていましたが、薬剤師や保健師にも興味があり、高校卒業後の進路を決めかねていました。転機となったのは高校3年時に母が入院したこと。「病院で看護師さんにたくさん支えられている」という母の言葉を聞き、患者さんに一番身近な存在として寄り添える看護師になりたいと思いました。大学を決める際、「実家から通える方が勉強に集中できる」という父の助言もあり、本学を選びました。
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入学の決め手は?
高校生の頃に参加したオープンキャンパスで感じた「サポートの手厚さ」が決め手に。特に看護学部の先生が、私の質問や大学での勉強の進め方について、時間をかけて親身に答えてくださったことがとても心強く、入学後も安心して学べそうだなと思いました。
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毎日の勉強は大変?
学年が上がるにつれて、専門性の高い講義や課題が増えるので、正直大変です。そんな忙しい毎日の中でも、「規則正しい生活リズム」が大事。課題を夜中までやるのは、レポートの質が落ち、翌日の講義に支障をきたすのでおすすめしません!講義終わりに図書館で勉強したり、通学時に暗記系科目を復習したり、すき間時間を活用して勉強時間を確保すれば、休日はアルバイトや趣味に時間を使えます。大学は4年間ありますが、思っているよりあっという間。時間をうまく使いながら勉強はもちろん、やりたいことはすべて挑戦して、有意義な時間を過ごしています。
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好きな講義、
印象的な講義は?印象的だったのは、3年次の「遺伝看護学」です。看護科目の中でもより専門的な学問で、例えば、遺伝による疾患や病気について、当事者の方やご家族にどう伝え、どうコミュニケーションをとっていくかなど、「倫理観」が非常に深く関わるもの。答えが1つではないので、患者さんの特性・状況を考慮して、どんな対応が最善か導き出すのは難しさもありましたが、さまざまな知識が身についていた3年次だからこそ、より理解を深められたなと感じます。
3年次に受けた国家試験対策の全国模試で、1年次は難しいなと思っていた問題をスラスラ解けるようになった時は、毎日の勉強や現場での実習を通して、知識が蓄積されていることを実感できて嬉しかったです。 -
大学生活で一番楽しいことは?
看護学科の友人たちと過ごす時間は、何をするにも楽しいです。同じ道を進む仲間として協調性が強く、講義や課題でわからないところがあると親切に教えてくれます。学年が上がるにつれて友人の輪も広がり、大変な実習をみんなで乗り越えたことで、結束力がさらに高まったように感じます。大学に来て、みんなとたわいもない話をしているだけで楽しいですね。
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大学で学んだことは?
看護職は、人と人との関わりの中に存在するもの。看護師として「患者さんに寄り添う」ことは、患者さんの気持ちを汲み取って、その人が必要とする看護をどう実施できるかを考えることだと、講義や実習を通して学びました。また、学べば学ぶほど、これからの人生を歩んでいく上で必要なことがつまっているなと感じます。看護師という職業の素晴らしさを改めて知るとともに、「しっかりと勉強をして知識を蓄えよう!」と気を引き締めて毎日の学習に取り組んでいます。