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NAGANO UNIVERSITY OF HEALTH AND MEDICINE
2019(令和元)年6月19日 第4回「看護学実習のための看護管理者研修」を開催しました
今回は、「チーム医療の現実 ~学生の位置づけ~」をテーマに開催しました。
まず、井部俊子副学長が細田美和子の「チーム医療」について考え、次にエドモンドソンの「チーミング」の考え方の解説をもとにチームが機能するための方策について学びました。
次に、「学生の看護に対する価値観を形成するのは、看護理論でも教員の態度でもなく、実習病院の看護である」ということや、「学生は実習病院の看護師の経験による質の差を認識する能力がある」こと、「あらゆることに妥協し、沈黙し、看護師という着ぐるみを被った無関心の塊と化している」という学生が見た看護界の閉塞感など、ドキリとするような示唆に富んだ話がありました。受講者から、今回の研修の意義や実習への質問が出され研修は終了しました。