1年生の基礎看護技術論は看護学部らしい演習の授業です。

ベッド上でケリーパットを用いて洗う方法の「洗髪」を演習しました。学生が3人１組になって「患者役」「看護師役」「看護師サポート役」の３つの立場になって実技に取り組みました。

学生は寝ている患者役の学生の頭にお湯をかけたり、髪や頭を触ることが、緊張して、最初はなかなか進まない場面もありました。またシーツを濡らさないように、お湯が顔にかからないように、指の力の入れ方や安楽な体位、物品の配置がなど、思ったよりも気を使うことがわかりました。さらに作業しやすい位置にベッドの高さを調整することにも気づいていました。

1人で様々な役割を行うことにより、自分はどうだったのか、どうしてみたらより良い看護ができるのか振り返ることができました。