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NAGANO UNIVERSITY OF HEALTH AND MEDICINE
ニュース 看護学部

保健師課程の授業を紹介します

看護学部3年生の保健師課程の前期の授業「公衆衛生看護学Ⅲ」の振り返りとして、演習「放射線の測定」が行われました。すでに授業は終了しているため、任意の参加でしたが、受講していた学生の3分の2以上が参加し、関心の高さを表していました。

演習にあたり、外部講師の小西恵美子先生の経験から、災害発生時には地域住民が過剰に恐れ惑わされないよう、保健師が正しい知識を伝えることが大切であるとお話しされました。

授業では、実験セットを用いて、教室内外の自然界にある放射線の測定や、遮へい材により放射線量が変化するか、実験してみました。

保健師は国の政策や地域と密着に関わり、地域の住民の健康被害に関わることがあれば、直ちに対策を講じることが求められます。福島の原発事故後にも、住民が誤った知識をもとに、放射線を恐れて生活習慣や健康行動が却って不健康をもたらすことがありました。そのようなことにならないように、保健師は正しい知識を身に着け、住民の健康を守る役割を担う必要があります。地域の健康を守ることへの責任感を感じさせられる授業でもありました。

 

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