8月31日(土)、第3回「聞き書き講座in信州」が、本学南館S300大教室において開催されました。

前回に引き続き金沢大学名誉教授の天野良平先生、富山大学医学部看護学科名誉教授の八塚美紀先生のお二人の講師をお招きしました。

今回は、「聞き書き作品発表会　私の聞いたこと、とっておきの話」をテーマに、

第2回の聞き書き講座の後、参加者はそれぞれが語り手を探してお話をお聴きして、「聞き書き体」でまとめられました。

天野先生より、おひとりおひとりの作品にコメントをいただき、全員で作品をシェアし味わいました。
他者の作品に触れながら、人それぞれには、固有の人生を持っておられることを改めて実感した時間でした。
また、八塚先生から「看護と聞き書き」というテーマでお話しいただきました。
「その人らしい」健康な生活を支援する看護にとって、「聞き書き」は科学的普遍性「エビデンス」とは異なる次元で、可能性を拡げてくれるとご自身の体験を基に語られました。
看護に「聞き書き」を取り入れる意義を考える時間となりました。