山本 良彦 准教授
理学療法は運動器障害、中枢神経疾患、小児疾患、スポーツ障害、地域医療、障害予防など、幅広い領域を持つ医療分野です。それぞれの分野で、専門的な知識と高度な技術が求められるため、理学療法士には常に自己研鑽が必要です。本専攻では基礎分野から専門分野までを体系的に学び、卒業後には自らの関心や適性に応じて、さまざまな領域へ進めるよう幅広い教育を提供しています。さらに、単なる知識や技術の習得だけでなく、科学的根拠に基づいた実践力を身に付けることを大きな目標としています。しかし、理学療法士として大切なのは、知識や技術だけではありません。対象者一人ひとりのニーズを的確に理解し、最適な支援を提供する「人間力」も重要です。そのため、本学では臨床実習を通じて、現場での実践的な経験を積む機会を数多く設けています。卒業までの道のりは決して容易なものではありませんが、理学療法士になるという目標を見失わず、日々努力を続ければ、必ず充実した学生生活を送ることができると信じています。私たち教職員は、皆さんが夢を実現し理学療法士として社会に貢献できるよう、共に歩んでいきます。
肢体不自由児の体力に関する研究、理学療法教育に関する研究 など