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修学レポート2022

NAGANO UNIVERSITY OF HEALTH AND MEDICINE

修学レポート

※学年は取材当時のものになります

先生の熱い講義で、
一時限があっという間。
理学療法学専攻 4年 金野 駿 伊那弥生ヶ丘高校 出身
  • 私の好きな講義

    3年後期の「スポーツ障害」という講義が印象深いです。座学では先生が事実を述べられるだけでなく、「それはなぜなのか」を理解させてくださり、非常に納得しやすかったです。実技は先生から見本を見せていただいた後、2人1組の学生同士で、動作を先生から個別にアドバイスをいただくのですが、理解と実践が1時間半の中で結びつくため、「なるほど!」の連続。講義の時間があっという間でした。

  • IPWの講義について

    本学は、県内の医療系の大学では稀少な「多職種連携」分野に取り組んでおり、他学科と共同で行う「IPW論」の講義があるのも魅力のひとつ。1年次から行う他学科の人とのグループワークでは、最初は緊張しましたが、初対面でも医療職への「志」は同じということもあり、グループメンバーとは打ち解けやすかったです。 3年次の演習ではそれぞれに専門の知識がついてきて、症例パターンや職性からの見解を話し合うなどさらに充実しました。現場では多職種の人たちがこうして繋がっていくんだということを体験し、お互いの職種を理解し合うことの大切さがよく分かりました。

  • 今後の目標

    理学療法士(PT)は「知識」に加え「技術」が伴っていなければ患者さんに信頼されないのは当たり前ですが、加えて、コミュニケーションも大事。信頼できない人には、自分の体を預けられないですよね。自分が高校時代に患者として受けていたリハビリでは、担当のPTさんが「学校どうなの?」とか、彼女の話とか、他愛のない話をたくさんしてくれました。そこが入り口になって無意識にPTさんに心を開き、信頼を寄せていたんですね。私も、患者さんはもちろん、多職種の人にも頼られ、愛される人になりたいと思います。


実習で現場に行くのが
楽しみです!
理学療法学専攻 3年 中市 優花 富山第一高校 出身
  • 本校を選んだ理由

    「理学療法士になりたい」と思うようになったのは高校2年生の頃。当時熱中していたソフトテニスの大会の1週間前に靭帯を損傷してしまい、理学療法士の方に身体的にも精神的にも支えていただいたことで、強い憧れを抱くようになりました。
    地元にも理学療法士を目指せる専門学校はあったのですが、なるべくたくさんの実習で現場を体験したいという思いの中で四年制の本学に出合い、進学を決めました。

  • 私の好きな講義

    好きな講義は「整形外科学」と「運動学」です。「整形外科学」は「ケガの根本」について学ぶ講義。私が高校2年生で経験した靭帯損傷も、解説を聞いて仕組みが分かりました。後天的な疾患だけでなく、生まれた頃からの先天的な疾患についてなども、幅広く学ぶことができます。
    「運動学」では、動作や姿勢から身体の状態について情報を読み取ります。例えばクラスメイトが「背もたれに背をつけずに椅子に座ったとき」の姿勢を観察して絵に描き起こしたり、「右側に傾いているから、ここの筋肉が足りないのかな?」などと考察します。人それぞれの身体的特性が顕著に分かるうえ、自分の姿勢や動作の癖を指摘してもらえるのも楽しみの一つでした。

  • 実習について

    4年間の実習科目は、実施期間・時期は違いますが、それぞれ実習の初期段階は「見て学ぶ」のがメインです。指導者の方から指示があれば、実際に検査をさせていただく機会もあります。2年次に実施する臨床評価実習Ⅰの開始前は、クラスメイトを相手に検査を行い、「適切に説明できているか」「時間内に検査を終わらせられているか」などを、本番さながらの環境で何度もテストしていただきました。
    実習現場での目標は、「患者さんが安心できるかかわり方」と「多職種連携」を実習指導者の方の姿から学ぶこと。受け入れてくださる施設にも大学にも感謝して、自分にできることを精いっぱい頑張りたいです。